Today'sうめ　　

な〜に考えてんだか、うめ

　すると、妙にウメは凛々しいではないか。何てことは無い、本当は首の後ろの羽を抜いた後が目立たずに、ちょっと鳥っぽいだけなのだが。

　しかし、10歳を越えたというのに、ウメは相変わらず素っとん狂な顔で、忙しそうにテーブルの上を歩き回る（最近はまた味噌汁を要求したり、僕の海苔をかじっている）。ついでに、この冬もメチャクチャ寒い日に水浴びをしていた。

　ところで、嫁さんの実家には同じ様な小桜インコのはなちゃんがいる。はなちゃんはウメのようなバーゲン品ではなく、丸々と太り羽もしっかり生えている。はなちゃんはヒマワリの実を食べ過ぎて太り気味。今はダイエットしている。

　そのはなちゃんとは似ても似つかないのだが、はなちゃんに勝つことがある。それは顔の大きさだ。体に比べて、ウメの顔はばかでかい。はなちゃんと比べて、明らかに体に締める顔の比率が違うのだ。

　まあ、顔のでかいヤツは大体ずうずうしいに決まってる。そして、ずうずうしいヤツに限って長生きする。ウメもまだまだ、長生きしてもらわにゃあ。

　しばらく振りにあった人から「ところで、ほれ、あのインコのウメだっけかあ。あの子は元気かね」とか「ウメちゃんは元気なの」とか聞かれ、その度に「元気、元気」と答えていました。

　で、しばらく振りの更新となったわけですが、ウメは今年の冬も元気に過ごしております。相変わらず、背中の羽を抜いてばかりいるので、見かけはかなりみすぼらしくなっておりますが、本人はいたって元気であります。

　最近変わったことといえば、歳をとってくどくなって来たと妻は申しております（何がくどくなってきたかは、何とも微妙で言い表しがたいとのことですが）。これは、人間も同じで歳をとるとクドクドしてくる訳で・・・。

　1995年の春に我が家に来てから、早10年。もう10歳にもなろうとしているのに、動きは相変わらず敏捷で老いを感じさせないウメ。まだまだ、元気に生きてもらわにゃ。

　このムービーは昨年の12月23日に撮りました。この日も寒かったと思いましたが、“うめ”は元気に水を浴びておりました（嫁さんの方が水で手が冷たいと言ってましたから）。

　ということで今日は久し振りに“うめ”をアップしました。今回は久し振りにアップしたので特に動画もサービスしちゃいます。“くり”ページのムービーを開いて、動く“うめ”を観て下さい。

　ここのところ“うめ”は絶好鳥。毎朝起きてきて、大体一発スル。そして多い日には３回もスル。

　もう８歳にもなるのに“うめ”は本当に元気。３,４年前の冬にはご容態が悪くなり、一時は死んでしまうのかと思ったが、死に損ないは強い（嫁さんも）。

　毎日、朝一回、夕方一回カゴから出してもらい、嫁さんの服の中に入ったり出たり（嫁さんのＴシャツは“うめ”のおかげでボロボロ）。時々肩でウンチをしては怒られている。

　“くり”のおかげでちょっと影は薄くなってしまったが、どうして、どうして、“うめ”はまだ健在だ。

　昼間は昼間で、ベランダに出た“うめ”は相変わらずリポビタン・ハウスの床をカジッているか、ブランコの鈴をせっせと落としている。

　今日は久し振りにタンスの中に潜り込むチャンスを得た。と言っても、大好きな嫁さんの下着の引出しではなく、私のトレーナーが入っている引出し。前には入らなかったのだが、引出しに飢えていたのか、今日はトレーナーの間で楽しそうにしていた。

　“くり”負けず劣らず表情の豊かな“うめ”。そんな２人を見ては、和んでいる私達だった。

　嫁さんが、重たいものだから「”うめ”、出てきな」と言ったら、出てきました”うめ”。その瞬間の顔が面白かったので思わず写真を撮ってしまった。”うめ”も相変わらず和ませてくれる。

　しかしながらシーズン最初とあってか、”うめ”はあっという間にいってしまった。まあ、これは沢山溜まりすぎたってもんだろう（ん？）。

　ところで、実をいうと”くり”の方も昨日女になってしまった。”うめ”のスリスリと”くり”のシーズンが重なったもんだから嫁さんと２人で「くりとうめが出来ちゃったら、どんなのが生まれるかねえ」とアホな話しをしてしまった。

　羽の生えたチワワだのくちばしのあるチワワだの、馬鹿なことを言っては２人で笑っていると、”うめ”はまたやりたくなっちゃってパソコンの上をうろうろ。

　でも、そこに”くり”が邪魔に入ったもんだから”うめ”は２回目をあえなく断念。ああ、それにしても春だなあ。

そりゃあ〜		もう一回いいっ？

　それはまだ夏の暑さが残る１０月の初旬。我が家に一匹の犬がやってきました。犬の名前はクリちゃん。生後２ヶ月のチワワのお嬢様。それまで、嫁さんを一人占めしていたうめですが、この日から生活は一転しました。

　ともするとご主人様をクリに奪われてしまいそうなうめ。そうこうするうちにクリも段々おてんばになり家の中を走り回り始めました。嫁さんはいつもうめとクリは一緒に出さないのだが、家に遅く帰ってきた日などは時間が無いため二人を一緒に出す。

　するとクリは友好的にうめに近づいていく。これに対してうめは「なんだ私の主人に何するんだ」と言わんばかりに警戒心を高める。これに対してなんの警戒心も無いクリ。

　うめに近づいてしまったクリは、思いっきり鼻を噛まれ「キャイーン」と悲鳴をあげる。それでも噛まれたことは直ぐに忘れてしまい、クリはいつでもうめに近づいていく。また、鼻を噛まれるちゅうのに。

　そんな具合でクリと一緒に出ている時、うめは嫁さんの肩で、いつでもクリに対して臨戦体制をとっている。負けるなうめ！

　台所で水浴びをした時は、嫁さんの背中や、南天の木など、頭を乾かすものがあるからいい。ところが、うめは時々カゴの中に入れてある飲み水の中に頭を突っ込んで水浴びをする(水浴びといえるか分からないが)。この時は乾かすものがないものだから頭がグチャグチャになる。

　今日、庭のバラを消毒し終わった後、うめを見たら、頭がボサボサだった(消毒前に見た時は普通のうめだった)。嫁さんに聞くと、今朝は台所で水浴びをしなかったとのこと。この暑さで水浴びをしたくなったのだろう。例のごとく、カゴの中の水の中に頭を突っ込んだらしい。

　しかし、水を浴びたばかりのうめは笑える。水がついて毛が寝てしまい鼻の穴がハッキリ分かるし、おでこ(？)のあたりからうしろはボサボサ。ハッハッハッ、これじゃあ恐竜だぜ、うめ。

　床に落ちた後のうめは情け無い。パタパタと内股で走り回る。そうこうする内に何かガサガサするものだから、どうしたものかと見てみると、自分のカゴに入ろうとしている。しかし、カゴが入れてあるダンボールの淵が高すぎて、どうしてもクチバシが届かない。何度ジャンプしても徒労に終わる。

　すると、うめは隣に置いてあるグリ（セキセイインコ）のカゴに目をつけた。グリのカゴが入っているダンボールの淵は低い。飛びつくと一発でしがみつき、めでたくダンボールの淵まで上がることが出来た。

　サイドステップで自分のカゴのダンボールの淵に昇った後は、カゴの中に入り餌を食っていた。これで結構、うめは賢い（体の大きさに対する頭の比率を見てもらえれば分かる）。